TBS系バラエティー番組「水曜日のダウンタウン」の総集編で、番組出演率ランキングが発表されました。その結果、優勝したのはピン芸人のインタレスティングたけしさん!
しかし、インたけさんの「水曜日のダウンタウン」出演歴には、過去に大きな炎上騒動もありました。今回はその出来事を振り返りながら、お笑いのあるべき姿について考えていきたいと思います。
経歴
今日は「水曜日のダウンタウン」総集編で水ダウ出演率ランキングの企画にノミネートされました!結果は何と優勝しました!!
— インタレスティングたけし (@interestingt) March 5, 2025
びっくりです!!優勝は嬉しいですね!これからいっぱいテレビ出れるよう頑張りますね!チャンスさんもランキングされてましたね!!
僕も頑張ります!! pic.twitter.com/YPpC5YDngc
本名:高野健(たかの たけし)
生年月日:1979年9月26日
出身地:千葉県
身長:159㎝
学歴:千葉県立印旛高校
インタレスティングたけしさんの「水曜日のダウンタウン」出演内容
1回目の出演:「説教早帰らせ選手権」
先輩芸人が説教をしている最中に「帰れ!」と言い、どれだけ早く帰らせることができるかを競う企画でした。チャンス大城さんの独特な説教が面白すぎて、スタジオは大爆笑。
2回目の出演:「チャンス大城さんへの逆ドッキリ」
チャンス大城さんに「芸能界引退を告げる」ドッキリが仕掛けられました。すると、後輩思いのチャンスさんが真剣に心配し、感動的なシーンに。彼の人間味あふれる姿が視聴者の心を打ちました。
チャンス大城さんとは?
— チャンス大城 (@ooshirofumiaki) March 4, 2025
本名:大城 文章(おおしろ ふみあき)
生年月日:1975年1月22日
出身地:兵庫県尼崎市
所属事務所:吉本興業
経歴
- 幼少期から波乱万丈な人生を送り、数々のアルバイトを経験。
- 1990年代後半から芸人として本格的に活動を開始し、大阪を中心に活躍。
- 一時期、芸人を辞めかけたものの、東京進出後に再ブレイク。
- 独特な視点のエピソードトークが話題となり、「水曜日のダウンタウン」やYouTubeで人気に。
- 最近では自身の半生を語るエッセイも出版し、カルト的な人気を誇る。
水ダウをめぐる「吃音騒動」
1回目の放送内容について、番組側が吃音症をいじるようなニュアンスで編集していたとして、NPO法人「日本吃音協会」がTBSに抗議文を送る騒動に発展。
インたけさん本人は「吃音をいじられたとは感じていなかった」ものの、放送を見た視聴者の間では「配慮に欠ける演出ではないか」との批判が噴出しました。結果的に、彼はテレビ業界で扱いづらい存在となってしまいました。
彼の戸惑う様子にスタジオは大いに盛り上がり、独特なキャラとしてブレイクする可能性もありました。しかし、この炎上騒動が彼の飛躍を妨げる結果となってしまったのです。
改めて考える「笑いのあるべき姿」

インたけさんの吃音をめぐる騒動に対し、SNSでは賛否両論が巻き起こりました。
- 「コンプレックスを笑いにするのは問題では?」
- 「本人が嫌がっていないなら問題ないのでは?」
近年、ルッキズム(外見による差別)やコンプレックスをいじることへの批判が強まる中、お笑いのスタイルも変化しています。では、どこまでが許される笑いなのか?
個人的には、「本人が不快に感じず、周りが笑顔になれるなら、それで十分では?」と思います。もちろん、自虐ネタが間接的に他者を傷つける可能性があることも理解できます。しかし、芸人はコンプレックスを武器にして戦う職業でもあります。
例えば、チャンス大城さんも自身の不運や外見をネタにしてブレイクしました。伊集院光さんは「自分のコンプレックスをすべて武器にできるお笑い芸人は、世界一素晴らしい職業」と語り、フットボールアワーの後藤さんは「笑いはウケれば正解」と言っています。
これからのお笑いのあり方とは
見た目や障がいを安易にいじることは人の尊厳の問題に関わります。しかし、それが本人の意思によるお笑いの表現であれば、尊重することも必要ではないでしょうか?
時代とともに笑いの基準は変わります。だからこそ、どんな笑いが許されるのか?どんな笑いが人を幸せにするのか?を、私たちも考えていく必要があるのかもしれません。
コメントを残す